Galaxy Nexus Root Toolkit 6(Root化)

2012-03-17

Android IT Nexus

Galaxy Nexus Root Toolkit 5(ドコモROMバックアップ)の続き

参考情報
  1. Wug's Galaxy Nexus Root Toolkit
  2. Galaxy Nexus(SC-04D)のRoot化からカスタムROM・カスタムカーネル導入、その他カスタムまでの手順まとめ。(ANDROIDLOVER.NET
  3. Galaxy Nexus(SC-04D)のRoot化方法・手順。2のRoot化の詳細リンク
ここまでの状態
  • boot loader Unlock済み。
  • ドコモROMバックアップ済み(Root化自体には不要)
  • 端末接続(USBデバッグモード)
  • Galaxy Nexus Root Toolkit起動
自己責任でお願いします。
今回は前回まで以上に何が行われているか良く分からずに実行しています。

手順(使い方)等
  1. Root化
    *以下、Screen captureと写真の順番に間違いがあるかもしれません。
    1. Rootボタンをクリック
      これからやることの簡単な説明、USBデバッグモードにした端末を接続して何かのキーを押す。

    2. adb deviceがリストされていることを確認し、Yes(1)、リターン。

    3. root zipを端末に送り込んで(pushing)、bootloaderで再起動。

    4. bastboot deviceがリストされていることを確認し、Yes(1)、リターン。

    5. Clockword custom recoveryをflash(たぶん書き換え)。何かキーを押す。

      見慣れたbootloaderの画面かと思いきや、"FASTBOOT STATUS - OKAY"の文字。

    6. これから行う手順の説明。順に端末で操作する。

    7. ボリュームボタンで、Start→Recovery Modeに変更し、電源ボタンを押す。


    8. ボリュームボタンで、"install zip from sdcard"を選んで、電源ボタンを押す。


    9. ボリュームボタンで、"choose zip from sdcard"を選んで、電源ボタンを押す。


    10. ボリュームボタンで、"su.zip"を選んで、電源ボタンを押す。


    11. ボリュームボタンで、"Yes - Install su.zip"を選んで、電源ボタンを押す。


    12. インストール終了。ボリュームボタンで、"Go Back"を選んで、電源ボタンを押す。

    13. "reboot system now"が選ばれていることを確認して、電源ボタンを押す。

    14. "recover-from-boot.p"を"/system"から削除する。ここは…、意味不明。

    15. 下記内容が書いてあるが、その意味するところは不明。recovery-from-boot.pとは?

      recovery-from-boot.pをrecovery-from-boot.p.bakにリネーム。
      もしrecovery-from-boot.pが無い場合は問題なし。
      スクリプトとしては、
      /systemをrw(read/write)でマウント
      recovery-from-boot.pをrecovery-from-boot.p.bakにmv(リネーム)
      /systemをro(read only)でマウント

    16. ROM Managerアプリをマーケットからインストールする事を薦めている。
      参考情報2に、CWMリカバリ導入方法の3つめとして記載されているが、2つめの方法(flash)は5で実施済み(と思われる)、また今のところアプリが必要なほどしょっちゅうROMの書き換えをする予定はないので、実施しないことにした。

      ここまででRoot化は終了。しかし何をしているかよくわからない…。

  2. Superuser確認
    Superuserがインストールされている。一方、ダウンロード済みのアプリには登録されていない。直接zipでいれたからだろう。このあたりのandroidの仕組みが良く分かっていない。

  3. Root化後のROMのバックアップ
    念のためバックアップをとった。作業方法は、Galaxy Nexus Root Toolkit 5(ドコモROMバックアップ)参照。下図はPCにバックアップしたファイル内容。

  4. Root化の確認
    1. ESファイルエクスプローラー
      マーケット(Google Play ストアに改名)からインストール。
      設定からRootエクスプローラーをチェックすると、Superuserの要求の確認を求めてきたので許可。ファイルシステムを…(/data、/systemを書き込みでマウントする)をチェックして、/systemのプロパティを確認すると、"rw"になっていた。
    2. Titanium Backup ★ root
      マーケットからインストール。
      Superuserの要求の確認を求めてきたので許可。
      この後いろいろあったが、別記事にする。

  5. コマンドでの作業と比較
    ところで、参考情報3の実施方法では、バッチファイル(install-superboot-windows.bat)を実行すると後は待っているだけでできるような記載になっている。GUIで簡単にroot化というのが狙いだったのだが、上記手順は明らかに手間がかかっている。実はこの作業の開始前に、~\Wugs_GnexRootToolkit\data内に同じバッチファイルが無いことが気になっていた。バッチファイルをダウンロードして中身を見てみた。
    fastboot-windows.exe boot boot.superboot.img
    と書いてあるだけ。imgファイルを流し込んでいるだけのよう。こっちの方が簡単そう。
    ~\Wugs_GnexRootToolkit\data を確認したが、fastboot-windows.exeもboot.superboot.imgもないので、この部分はやっていることが違っているようだ。ん?Root化できているようだからまぁいいか。
    su.zipの中身は、suとSuperuser.apkだった。
所感
どこがRoot化の肝なのか、どうすることがRoot化なのかが分かっていないので、この作業はどうも何しているか良く分からない。suコマンドを入れて通常のユーザーに実行権限を与えればいいのかな?アプリとの関係は?参考情報2ともやっていることが違っていそうなので、ますます釈然としないが、私の実力からしてこんなものか。

4/6追記:root化について説明している下記サイトを見つけた。大体想像と同じだったようだ。
AndroidにおけるRoot取得に関する基礎知識(Chimtty.net)

Galaxy Nexus Root Toolkit 7(Driverインストール2)に続く。