FIT HYBRIDにETCを取り付けた。

機種選定
機種は、 EP-730B(EP-9U79,0471)にした。ETCの型番には、商品としての型番、ETCシステムへの登録の型式および型式番号があるみたい。ややこしい事に、複数の商品型番が、同じ型式だったりする(三菱の例)。最終的にYahoo オークションで購入したのだが、オークションでは、型式が書かれていることが多い。想像だが、中古車屋さんや解体屋さんが取り外して出品しており、本体には型式が書かれているからではないかと思う。そのため、ETC登録がされたままになっているものも多いみたいだ。
またETCは大量の機種がある割には今一違いが分からない。アンテナ分離型か一体型か。ディスプレイの有無(ないものでは履歴などは音声読み上げ)、カードの 認識表示(EP-730Bではアンテナ部のLEDが光る)、カード期限の認識・忠告、カーナビ連動、DSRC対応、デザインぐらいが選択基準のようだ。正直いって、売りのポイントが分かりにくい。デザインを売りにしているものもあるが、ETCはセキュリティー上隠した方がいいみたいなので、デザインはどうでもよさそう。
ただ、カーナビはPIONEER Carrozzeria 楽ナビLite AVIC-MRZ99をとりつけた(カーナビ1,2,3,4,5参照)ので、今一嬉しさはよくわからないがカーナビと連動できるETCにしておこうと思った。ただCarrozzeria純正は高い。調べていると、三菱製のETCならつながるみたいだったので、三菱製にする事にした。
後は価格と機能を見比べながら機種を選定。当初、EP-739Sをセットアップ込みで、10,080円(9,000+450(消費税)+630(送料))で注文したが、ゴールデンウイーク後の納入になるということでキャンセルし、オークションを探した。
最終的にEP-730Bを、3,000円+98円(Yahooかんたん決済手数料)+送料自己負担で落札した。三菱のWebを見る限り、EP-739SとEP-730Bの差は見当たらない。ただしこの物(ブツ)、
  • 本体に刺さる電源カプラーからギボシが外れています。
  • 取り外しの為、配線をカットしている部分があります。
という物(もの)。上記推定のように解体時などに取り外しているので引きちぎったのではないかと思われる。ただし、そのためか値段が安い。オークションの写真をよーく眺めて、更に出品者への質問をして、何とかなりそうと判断してから入札した。

材料
  • ETC:EP-730B。3,000円+98円(Yahooかんたん決済手数料)+送料自己負担。Yahoo オークションで落札。







  • 熱収縮チューブ。105円。ダイソーで購入。

道具
  • はんだごて

修理
上記のように線が切れていたり、ギボシが外れていたりしたので直した。
線は半田付けして、熱収縮チューブで絶縁。
問題は外れているギボシ。線は赤・黒の2本だけだが、どちらに差し込めば極性があっているのかが分からない。オークションで同じ(よく似た)機種を探して、写真の電源カプラー部をよーく見ると、色と端子形状がわずかに判るものがあった。判然としないのでいくつかの写真を見比べて、極性を決定して差し込んだ。

取付作業
カーナビ4と同様に、配線に関係する内装を外す。カーナビ5で余ってしまったクリップが付いていた場所が見つかったので、はめ込んだ。

グローブボックス下を開けて、オーディオパネルの方へ電源線を通す。

 カーナビを取り外し、電源をとる。カーナビ用と分岐させたかもしれないが、忘れた。(ブログの日付より大分後に書いています)

両面テープでアンテナをウインドウに取付。ダッシュボードのハンドルの前の辺りに隠すという方法もあるみたい。見えないのですっきりするが、カードの有無をアンテナのライトで確認できるようになっているので、見えるところにした。

アンテナ線を配線。カーナビと同様、天井は内張りに押し込み、Aピラーカバーを取り外し後、内側を通す。

ETC本体は、下側のグローブボックスの裏にテープで張り付けた。セキュリティー上、見えないところがよいということで、グローブボックス内に付ける事が多いようだ。FIT HYBRIDの場合もグローブボックス側面に配線を通すためと思われる切り込みがあったりする。でもグローブボックスが狭くなるのがいやだなぁと思いながら考えて、裏に付けることにした。グローブボックスの開ストッパー部を押せば簡単に下写真状態までは開けられるので、操作性も悪くない。(カードは入れっぱなしのつもりだから)。なお、写真の白いものは吸音材と思われる。HYBRIDだけついているのかも。

完成後カードを差し込むと、アンテナ部のライトが点灯。

ETC走行実験
ETCセットアップに続く